№144速やかに天皇の生前退位(譲位)制度を創設するための工夫

№144速やかに天皇の生前退位(譲位)制度を創設するための工夫

2016年08月29日発行

いよいよ本格的に憲法問題を議論できるところまで来たな、と思っております。
天皇の生前退位(譲位)問題をここまで私たちの切実な問題として捉えたことは、かつてなかったのではないでしょうか。
象徴天皇の在り方をどう考えるか、という問題ですから、まずは現在の憲法をどう捉えるかという視点がなければ到底答えが得られないような難しい問題です。
しかし、大方の国民は天皇の生前退位(譲位)制度の創設に積極的ですから、どういう結論になったとしても、多くの国民が憲法問題についてそれなりに意思表示をした、ということになるのだろうと思っております。
天皇の生前退位(譲位)を恒久的制度として導入するか、それとも今上天皇限りの特例的措置として導入するのか、皇室典範の改正で対処するのか、それとも皇室典範の特例法として特別立法で対処するのか、といった法制技術上の問題はありますが、何にしても大方の国民の納得の下に天皇の生前退位(譲位)制度を早急に導入する必要があるだろうと思っております。
政府は9月に有識者会議を設立する運びだと報道されておりますので、とりあえず私の意見なり感想を今週のメルマガで特集させていただきます。
今週の目次:
Ⅰ速やかに天皇の生前退位(譲位)制度を創設するための工夫
①これこそが日本最高の祈りの人、日本国象徴のお言葉
②まずは憲法改正問題検討国民会議を設立し、国民会議で論点整理等をしては如何か
③今の憲法が私たちのためにどんな風に役に立っているか、ということを考えてみよう
④皇室典範改正法なり皇室典範特例法の制定は、衆参両議長の主導の下で進めることに賛成
⑤恒久的生前退位制度を導入するためには憲法改正が必要、との内閣法制局の見解を覆すのは難しい
⑥訓詁学、法解釈学に陥り易い憲法学者や法律家よりも国会議員の方がやや頭が柔らかい
⑦憲法議論についてタブーが無くなってきたようだ
⑧諮問的国民投票はありだが、天皇の生前退位(譲位)についての国民投票はちょっと無理
⑨皇室典範特例法の制定と恒久的生前退位制度検討機関の設置ぐらいが当面の落としどころか
Ⅱ 【産業法務時流研究】遠隔医療の幕開け
産業法務研究会専務理事、社会保険労務士・行政書士の平川博さんの解説でお送りします。
Ⅲ次回メルマガの発行予定

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