新時代の波が来ているコーヒー市場

新時代の波が来ているコーヒー市場

2017年03月01日発行


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新時代の波が来ているコーヒー市場



Blogosマーケティング発想塾
2016年3月1日号

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コーヒー市場は、さまざまな要因が絡み合って、この10年ほどで大きく変化してきています。そしていまはサードウェイブの時代になったとも言われています。ネットで検索するとこう書かれている記事がありました。
【1970年までのアメリカでコーヒーが広く一般家庭でも飲まれるようになったファーストウェーヴ、スターバックスに代表されるシアトル系深煎りコーヒーが世界的に人気となった1990年代までのセカンドウェーヴに続く、第3の波、それがサードウェーヴです。】

専門的な話はさておき、日本では、2007年をピークに消費が落ちていたコーヒーの消費量が、2013年以降また伸びてきています。さて、どんな変化が起こったのでしょうか。

2013年といえば、セブン−イレブンが「セブンカフェ」を大ヒットさせた年です。1月にスタートし、7月には1億杯を超える販売を達成し、この流れに乗ってローソンもファミリーマートも店頭コーヒーの販売に踏切っているので、消費量の伸びはその影響があったと見るのが自然です。


美味しい淹れたてコーヒーが100円で飲めるサービスが、全国のコンビニ5万店にあっというまに広がっていったのですから、そのインパクトはすさまじかったと思われます。

ちなみにコンビニの店頭のマシーンのコーヒ販売は、ウキペディアにはこう書かれています。

【1980年代前半より、セブン-イレブンで店頭で注文を受けてコーヒーを提供する方法を模索していたが、ビジネスとしては失敗続きであった。2002年にセブン-イレブンの4度目の挑戦として「バリスターズカフェ」を展開し、2005年には関西・東海地区周辺に約1000店まで拡大して一定の成功を得るが、ビジネス面としては納得の成果とはいかなかった。
2011年1月にはローソンが、2012年9月にはファミリーマートが、それぞれカフェラテの販売を開始する。その後、2013年1月にセブン-イレブンが5回目の挑戦としてセブンカフェを開始するとその展開の早さから大ヒットを記録した。】

試行錯誤の結果到達したのが、今の淹れたてコーヒーだということです。「安くて美味しい」は価値革命そのものです。

さて、この価値革命はまずは2008年の米国で起こりました。「プレミアムコーヒー」市場をめぐり、スターバックス、マクドナルド、ダンキンドーナツの壮絶な覇権争いが起こっています。当時のコーヒー業界の時代の寵児といえばなんといってもスターバックスでした。しかし、急激な店舗増にサービスの品質がついていけず、ブランドが揺らぎはじめ、またリーマンショックによる不況の影響を受けて業績が落ちてきたスターバックスを狙って、マクドナルドとダンキンドーナツがプレミアム・ロースト・コーヒーで露骨な価格競争をしかけたのです。

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