ラストワンマイルの攻防

ラストワンマイルの攻防

2017年03月08日発行


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ラストワンマイルの攻防


Blogosマーケティング発想塾
2016年3月8日号

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

今週の題材
1 ネスレのオフィス市場戦略
2 ラストワンマイルの攻防



ネスレのオフィス市場戦略




先週はコーヒー市場に焦点をあてましたが、コンビニの淹れたてコーヒーの普及は、オフィス・コーヒーにも波及しているに違いありません。大きな職場だと自販機が備わっていますが、企業の数からいえば、きっと中小オフィスで利用するドリップ式マシンを使う企業のほうが多いのでしょう。

全日本コーヒー協会調査(2014年)では、日本のコーヒー消費量は1人1週間あたり平均11.13杯で、そのうち4分の1は職場や学校で飲まれていますから、市場としては決して小さくありません。多くは、代理店経由で、コーヒーメーカーを無償でオフィスに置いてもらい、コーヒーを定期的に届けるというビジネスモデルです。

ユニマットライフがMBOによって上場を廃止したので、この市場に関してのデータがかなり減ってしまいましたが、目立つ動きとしては、ネスレがオフィス市場にむけて展開している「オフィスアンバサダー」と、それを追うUCCオフィスが、オフィスグリコとも組んで2019年までに1万台の販売をめざした展開をはじめたことでしょうか。

ネスレといえば、ネスプレッソの開発は、iPhoneと同じく、新しい画期的な技術でイノベーションを起こしたというよりは、すでにある技術を応用して新しい価値を生み出す「リ・インベンション(最発明)の事例として有名です。ネスレのホームページに紹介されていますが、「ネスプレッソ」は、ネスレの社員だったエリック・ファーブルが考案しました。ファーブルは、1975年、イタリアで最高のコーヒーを探していた時にポーションを使って、美味しいコーヒーを淹れるというアイデアを思いついたのです。
ブランドヒストリー 「ネスプレッソ」 :

どこでもそうでしょうが、新しいアイデアに対しては社内の理解がなかなか得られないものですが、この「エスプレッソ」も「ネスカフェ」の売上を減少させるという危惧から、社内のコンセンサスが得られず、闇研究で進めたプロジェクトだったようです。

このコンテンツの続きは有料です

購入済みの場合はログイン
ページの先頭へ戻る