▲▽モチキセキセキ氏を悼む▽▲

▲▽モチキセキセキ氏を悼む▽▲

2017年03月12日発行

日刊 大石英司の代替空港

▲▽モチキセキセキ氏を悼む▽▲

 長年、ブログのコメント欄にて、貴重なご意見を頂戴していたモチキセキセキ
氏が逝去されました。ご子息より、コメント欄にてご報告を頂戴しました。自分
に何かあったら、息子に報告させるというお約束を果たして下さいました。自分
の人生を閉じるという時、他に優先しなければならないことが山積みしているだ
ろうに、気遣って頂いたことを感謝するのみです。(本当は、半角カナのハンド
ル名なのですが、メルマガは半角カナを通さないので、全角で失礼します)

 ここ数年は、1日1回必ず現れて、誰より長くコメントを書くお人でした。為
替問題を巡っては私と厳しく対立するご意見の持ち主でしたが、いつも、愉快
で、何より日本経済に前向きなご意見を聞かせて頂きました。
 実は、モチキセキセキ氏に関して、どういうお方なのか、ほとんど知りませ
ん。恐らくは慶應のご出身で、輸出関連のビジネスか、もしくは商社勤務で、長
らく海外駐在なさったようだ、という程度のことしか知りません。ハンドル名の
由来すら聞く機会はありませんでした。
 ほんの数日前、お元気なコメントが寄せられ、もうしばらくは大丈夫かなと思
えていたのに残念です。ご冥福をお祈りします。

 読んでもらいたい小説の構想も一杯あったのに間に合いませんでした。私の心
残りは、モチキセキセキ氏にお約束したストーカー逮捕の朗報を届けられなかっ
たことです。ストーカーを巡っては誰より熱心に私を励まし、背中も押して下さ
いました。必ずやり遂げることを墓前に誓います。

※ クリミナルマインドという、FBIを舞台にしたサスペンスドラマがありま
す。ストーカーやシリアル・キラー、サイコパスを相手に、FBIのプロファイ
ラー部隊が事件に立ち向かう。シーズン10を越えて、刑事物としては、NCI
Sと並ぶ長寿番組になりました。
 このドラマは最初、マンディ・パティンキン演じるギデオン捜査官を主役にス
タートしました。彼はその後、HOMELANDに出演するけれども、このクリミナルマ
インドをシーズン3の序盤で、もううんざりした! と嘆いて降板します。作中
で扱う事件のあまりのあまりさに嫌気がさして番組を降りた。
 その後、チームを率いることになるホッチ役のトーマス・ギブソンが、撮影中
に暴力事件を引き起こして降板させられたのはつい去年の出来事です。私のブロ
グでも報告した。

 「深淵を覗き込むとき、深淵もまたこちら側を覗き込んでいるのだ」という
ニーチェの警句が、このドラマを貫くテーマです。怪物と戦う者は、自ら怪物に
なることなかれ、という戒めです。マンディ・パティンキンは、架空のお話であ
りながら、その状況に耐えられなかったから、壊れる前に番組を去った。トーマ
ス・ギブソンは、それら数多の不条理な脚本に心を蝕まれ、囚われてしまった。

 私はこの数年間、ただ一人のストーカーと戦って来ました。来る日も来る日
も、同じ台詞を書いて遣す。自分の数多のミスや嘘や勘違いは都合良く速攻で忘
れるくせに、私のミスは許さない。ミスを何年もあげつらって嘲笑と罵倒の種に
する。彼一人をブログからたたき出すために、数多のIPアドレスを禁止リスト
に放り込み、大勢の方に迷惑を掛けてきました。
 私自身のコメントが今もスパム・フォルダーに落ちるし、実はモチキセキセキ
氏のコメントもそうでした。氏は辛坊強く、それに耐えてくれた。ストーカーと
判別出来ずに、反映を断念したコメントが一杯あります。スパム・フォルダーに
落ちるのが嫌で、コメントを止めた方も相当数いるでしょう。
 彼が私に強いた業務妨害のレベルは言葉にも出来ないほどです。

 パソ通時代からネットを始めて、かれこれ四半世紀でしょうか。いろんな人間
を見て来ました。世の中には善人もいれば、心底救われない悪党も見て来まし
た。しかし、いざ自分にその災難が降りかかってきて、一人で戦っている時の絶
望感は、表現しようもありません。
 それ以上に気が滅入るのは、毎日毎日、来る日来る日も、その罵詈雑言と嘲り
を読まされ続けて、自分の心が闇に落ち、汚泥にまみれていくことです。
 しばらく、ブログと無料版メルマガをお休みします。疲れた。有料版メルマガ
はいつも通りです。

※ 南スーダンPKO撤収、国連に戸惑いの声も
http://www.asahi.com/articles/ASK3C2JZMK3CUHBI005.html?iref=sp_poltop_all_list_n

 司令部要員だけ残すのは、その期間居続けた利権を捨てるつもりはないという
意思表示です。撤収理由が、治安情勢の悪化でなく、任務を達成したからな話に
なっているのも、実は...

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