先週は小川裕夫 第346号―――財政逼迫から逆転の発想で起こした足立区の公園革命/30年前から議論されていた築地再整備計画と挫折、など

先週は小川裕夫 第346号―――財政逼迫から逆転の発想で起こした足立区の公園革命/30年前から議論されていた築地再整備計画と挫折、など

2017年07月17日発行

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先週は小川裕夫 346号 2017年7月17日


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************ 目 次 ********
◇ 今週の取材
◇ 今週の掲載情報
◇ 今週の購入本
◇ 今週の都道府県市町村
◇ 今週のテツ
◇ 今週の裏話

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◇ 今週の取材



 7月12日、東京・足立区役所に公園の取材。以前から、何度も足立区役所には取材に行っているし、東京都内の公園取材も断続的にしている。

 都内では、例えば目黒区・世田谷区・荒川区・中央区・墨田区などの公園を取材し、そのあり方や活かし方、今後の検討などを含めていろいろな課題を取り上げている。

 公園は市民にとっても身近な行政施設だが、公園の維持管理にも結構な税金が投入されており、そしてそれらが年々大きな負担となって行財政を蝕んでいる。

 これまで都立・区立・市立問わず、公設の公園は都市公園法という法律に基づいて設置されてきた。都市公園法では、滑り台・ブランコ・砂場の3点セットが必置とされてきた。

 しかし、1993年に都市公園法が改正されて、3点セットの必置が撤廃されると、地方自治体は新たな公園像を模索することになる。

 それまでの公園には、必ず滑り台・ブランコ・砂場がなければならなかったが、行財政の効率化でそれらを設置しない公園も現れるようになってきた。

 足立区も行財政が逼迫したことで、公園のあり方を見直すようになった。とはいえ、単純に合理化のもとに滑り台やブランコといった遊具を撤廃してしまえば公園の魅力は低下する。

 そこで、足立区はまず区内にある都立・区立公園の配置だった。区内を7つのエリアに区分けし、そこに似たような公園があるかどうかを確認。

 滑り台がある公園があれば、滑り台を設置する優先度は低下する。また、A公園は高齢者の憩いの場になっていれば、近くのB公園は子供たちがボール遊びできる公園にする。

 そうした棲み分けをすることで、最近の公園でよく見られる“ボール遊び禁止”“騒いではいけません”といった禁止事項を減らして、遊べる公園を増やした。

 こうした足立区の棲み分け戦略が奏功したケースが、今年2つめを設置するドライ型ミストの設置だ。

 霧を噴射することで公園内を涼しくするドライ型ミスト噴射機の設置は、新時代の公園を思わせるが、これは実のところ苦肉の策でもあった。

◇ 今週の掲載情報



「ビジネスジャーナル」(サイゾー)
“公明党、理念失い権力にすり寄る無節操…創価学会、国政や東京都政を実質コントロール”(取材・文)

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