回転寿司業界の勝者は?

回転寿司業界の勝者は?

2017年10月04日発行


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「視点を広げる - 大西宏のマーケティ ング発想塾」

2017年10月4日号
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回転寿司業界の勝者は?





回転寿司業界の四天王といえば、スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司といわれています。各社とも順調に売上を伸ばしているのですが、この四天王のなかで唯一売上が落ちつづけているのがかっぱ寿司です。かっぱ寿司は、2017年3月期の売上高は前年比1.1%減の794億円で、本業の儲けを示す営業損益はついに5億円の赤字に転落してしまいました。

かっぱ寿司はどうも「安かろう、悪かろう」の評価がついてしまい、客が遠のいてしまった結果だといわれますが、おそらく低価格路線で、コストが圧迫され、材料の質に響いたのでしょう。お客さまの舌は厳しいのです。その逆がはま寿司でしょう。はま寿司はゼンショー傘下の回転寿司チェーンですが、ゼンショーの資本力をバックに店舗を広げ、いまでは国内店舗数では、トップの475店舗となっています。そしてゼンショーの材料調達力も強みになっています。とくにサイドメニューでの競争は、ゼンショーの強みをいかせます。昨年度はゼンショーHDの利益が5割増加したのも、はま寿司が大きく貢献した結果とも言われています。


回転寿司業界の競争についていけていないかっぱ寿司を除いて、他の御三家が売上を順調に伸ばしていることは、いまだに回転寿司は成長期にあるように感じられます。


さて、ある業態が成長期にあるのか、すでに成熟期にさしかかっているのかを判断するのは、上場している小売業や外食産業で毎月発表される月次情報が参考になります。

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