セブンイレブン連続増収記録、ついにストップ!

セブンイレブン連続増収記録、ついにストップ!

2017年11月08日発行


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「視点を広げる - 大西宏のマーケティ ング発想塾」

2017年11月8日号
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今秋の話題
■セブンイレブン連続増収記録、ついにストップ!
■テスラの異変



セブンイレブン連続増収記録、ついにストップ!



10日の正式発表前に、セブン−イレブンの関係者への取材で、10月の既存店売上高は速報値で前年同月比99%前後にとどまったもようで、異例の増収記録は2012年8月か62カ月でストップしたと日経ビジネスが報じています。
セブンイレブン連続増収、ついにストップ!:日経ビジネスオンライン :

しかし、この10月は、連続して週末を台風21号と22号が本州を直撃したので、むしろそんな逆風をうけても既存店売上高がもしあがったなら、それこそニュース価値があったのではないでしょうか。

とはいえ、これまで成長をつづけてきたコンビニ業界そのものに成長の陰りが見えてきています。既存店の売上の増加も鈍化しはじめ、店舗数でやっと売上を伸ばす方向に各社とも向かってきていますが、そもそもいい立地には、すでにいずれかの店があり、出店攻勢をすると、ライバルとの競合、場合によっては自社FC間の競合が起こってきます。

もともとローソンが強かった関西は、セブン−イレブンが激しい出店攻勢をかけてきましたが、競合の結果、いずれかの店舗が閉鎖に追い込まれたという光景も珍しくなくなりました。さらに人手不足と時給アップによる人件費の高騰が各店舗を襲っています。

コンビニのオーナーと言っても、今日は店舗などの初期投資は本部が行い、売上から返済していく契約方式が主流なので、顧客の奪い合いと人件費の高騰のダブルパンチを受けると、それでなくとも厳しい経営が揺らいできます。

ビジネスモデルに歪みがでてきていることも事実で、それを象徴する出来事なのかもしれません。

日経ビジネスが、最強「インフラ」コンビニ大試練と名打った特集を組んでいますが、そのなかで痛いほどわかるあるセブンイレブンのオーナーの話がでてきます。

「もう事業として成立しない。店をたたむしかない」。西日本でセブンイレブンを経営する加盟店オーナーの男性が近く廃業することを決めた。開店からしばらくは1日の平均売上高(日販)が65万円に達していたが、過去数年だけで徒歩圏内にコンビニが3店開業。現在では日販が50万円を下回ることも珍しくないといい、オーナーとしての年収はピークの半分近くまで落ち込む。

揺らぐ成功モデル:日経ビジネスDigital :

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