先週は小川裕夫 第368号―――完全寄付型ふるさと納税をスタートした東京23区の自治体。新たな潮流になるか?/東海道新幹線「のぞみ」が停車しない静岡市は、東海道の「のぞみ」になれるか?など

先週は小川裕夫 第368号―――完全寄付型ふるさと納税をスタートした東京23区の自治体。新たな潮流になるか?/東海道新幹線「のぞみ」が停車しない静岡市は、東海道の「のぞみ」になれるか?など

2017年12月18日発行

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先週は小川裕夫 368号 2017年12月18日


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************ 目 次 ********
◇ 今週の取材
◇ 今週の掲載情報
◇ 今週の都道府県市町村
◇ 今週のテツ
◇ 今週の裏話

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◇ 今週の取材



 12月13日、東京・文京区役所でふるさと納税の取材。今般、ふるさと納税ブームにより東京23区から税の流出が止まらない。

 東京23区は一貫してふるさと納税には反対を表明してきた。応益負担の原則からも、住民が納める税金は住民の地で使われるべき、という論理だ。

 そのため、これまで東京23区は表立ってふるさと納税には力を入れてこなかった。もちろん、海産物や和牛といったヒキのある特産物がなく、豪華な返礼品を出せないという事情もある。

 ふるさと納税を静観する東京23区だったが、あまりにも税の流出が多額になっているため、反転攻勢に打って出た。

 それが、昨年7月にふるさと納税で貧困家庭に食糧支援をする文京区の“子ども宅食プロジェクト”だ。

 文京区というと、都心からも近いし、高級住宅街もある。住民はおしなべて所得が高いように映ってしまうが、就学援助や児童扶養手当などを受けている世帯も少なくない。

 区は生活支援が必要な世帯を1500世帯と見積もっているが、初年度の“子ども宅食プロジェクト”では150世帯ぐらいに対応する算段だった。

 しかし、申し込みは450世帯以上にものぼった。それだけ、生活困窮家庭があるということだ。しかも、かなり逼迫しているのだろう。

 文京区でさえこんな状況だから、地方はもっと深刻なのかもしれない。今般、生活保護を切り下げる動きが出ているが、このままでは一億総貧困になりかねない。

◇ 今週の掲載情報



「THE PAGE」(ワードリーフ)
“マイナス金利が蝕む自治体の資金調達能力─相次ぐ住民参加型「公募債」中止“(取材・文)

「ビジネスジャーナル」(サイゾー)
“総合商社、かつてない繁栄の時代へ…資源分野で巨額利益、「脱資源」論をあざ笑い”(取材・文)

“メガバンクの3万人削減、地方から銀行が消える”(取材・文)

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