(363)日本に最もフィットする代表監督は誰か。近場で思いつく3人の候補者

(363)日本に最もフィットする代表監督は誰か。近場で思いつく3人の候補者

2018年01月17日発行

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(363)日本に最もフィットする代表監督は誰か。近場で思いつく3人の候補者

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 歴代の日本代表監督の中で一番よかったのは誰か? と問われれば、ハビエル・アギーレじゃないの? と返したくなる。試合数はわずかに10。じゃないの? と弱い返しになるのは、感触程度になるからだが、印象は悪くない。少なくとも僕の中では、もっと見てみたいサッカーだった。いつかも述べたと思うが、1−0で勝利した2015年アジアカップ対イラク戦は、日本代表史に残るベストゲームだと言いたくなる。

 マイボールに転じ、ビルドアップに入るや、4−3−3のセンターバック2人が大きく開き、その真ん中にアンカーが降りてきて、瞬間、同時にサイドバックが押し上がる。4−3−3と3−4−3の中間型、可変式とも言うべきそのサッカーには、1本筋の通った気品のようなものが感じられた。

 例えば、アンカーとして可変式の主役となり、その後、所属のフランクフルトで、リベロっぽいセンターバックとして活躍することになった長谷部誠にとって、アギーレは新境地を開拓してくれた恩人と言えるのではないだろうか。

 ただ、アギーレにも問題はあった。就任して4試合までは、4年周期で回る代表チームの1年目に相応しく新戦力を積極的に試したが、4試合目に当たるブラジル戦に0−4で敗れると、その後ベテランを復帰させ(この中には長谷部も含まれるのだが)、そしてアジアカップに臨んだ。路線を急に変化させた。代表チーム絶対主義、すなわち代表チームは常にベストメンバーで戦うものという古い概念に凝り固まる、日本の一部メディアからの批判を受けた格好で。

 メディアからの攻撃は、アギーレにとって、さぞカルチャーショックだったに違いない。止めどもない違和感に襲われたものと想像する。クッション役となるべき、専務理事(原博実)、技術委員長(霜田正浩)が、そこでどの程度、衝撃を和らげることができたのか、はなはだ怪しい。

 欧州サッカーに慣れ親しんだ監督が、いきなり日本を訪れれば、驚くことは山のようにある。周囲のサポートなしには、日本の常識、空気感を察することは難しい。E1東アジア選手権後、自分のサッカーに協会管轄の指導者が異を唱えたことに対し、ハリルホジッチは驚いたとコメントしたそうだが、それは、自分のサッカーが国民に、いかに特異なものに映っているか、想像できなかったからに違いない。すなわち、これは周囲がクッション役を果たせていない証拠と言っても過言ではない。

 原因は外国人監督ではなく、日本の受け入れ体勢にある。いまのままなら、この手の問題は次期監督でも起こりうる。一刻も早い改善が望まれるが、それと同時に、契約する前に日本の特殊性、アジアの特殊性及びレベルについて、十分にレ...
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