週刊めいろま Vol 210 ITインフラエンジニアの海外における需要/IT インフラとは何?/インフラエンジニアの仕事/クラウドとは何?/英米のインフラエンジニアの報酬/英米では仕事の需要が上昇中

週刊めいろま Vol 210 ITインフラエンジニアの海外における需要/IT インフラとは何?/インフラエンジニアの仕事/クラウドとは何?/英米のインフラエンジニアの報酬/英米では仕事の需要が上昇中

2018年02月03日発行


Vol.210

目次
ITインフラエンジニアの海外における需要
なぜ暗号通貨はリスクが高いのか?(後編)
ニュースクリップ
4. オススメ本

【連載記事】

学歴のバカ格差
https://cakes.mu/posts/19281

タワマンは日本のバカ格差の象徴
https://cakes.mu/posts/19279

住む地域のバカ格差
https://cakes.mu/posts/19280

暗号通貨の広告は規制されるべきだ
https://wirelesswire.jp/2018/01/63458/

EUにおけるICO(新規仮想通貨公開)規制
https://wirelesswire.jp/2018/01/63255/


【新作書籍 2018年1月11日発売】
バカ格差 http://amzn.to/2k7985X
日本人を苦しめる格差の正体を日本と世界を比較しつつ完全解明!タワマン格差、会社格差、教育格差。日本にはびこるバカ格差を断罪!!

【既刊】
「不寛容社会」http://amzn.to/2uHdzeN
日本人は不寛容になったのか?芸能人を叩くのはなぜ?なぜ日本人は批判が大好き?海外には他人叩きはある?現代日本人の怒りの本質を分析


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. ITインフラエンジニアの海外における需要

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

T様からの質問:

来月から東京で2ヶ月研修を受け未経験からインフラエンジニアとして就職予定のものです。

IT業界でインフラ系は割とホワイトが多いということで良い選択だったのかと思いました。

そこでさらにインフラエンジニアの今後展望やインフラ特に市場価値が高いスキル(ある人にDBに強くなることが重要だと言われました)などについても教えていただきたいです。

AWSなどのクラウドが今後主流になり物理サーバーの設計、構築、保守管理などの従来のインフラエンジニアの仕事がなくなり将来性が低いという意見もあるかと思います。

インフラエンジニアとして今後目指していけば良いところなど教えていただければ幸いです。

私は現在28歳で大学卒業後東南アジアで現地採用でいろいろな仕事をしていました。生活は楽しかったのですが、給料の安さからジワジワ消耗したことからスキルを持ってまた海外に出たいというのがITエンジニアを目指すことにした理由でもあります。

そこでITエンジニアとして海外へ出やすい分野などもありましたら教えていただきたいです。

プログラマーに比べてインフラエンジニアとして海外で働くイメージがなかったのですが、先日東南アジアの開発会社の日本人マネージャーにプログラマーは現地にたくさんいるがインフラ系ちゃんとできる人はいないので需要あると思うよと言われやる気増してるところでございます。

回答:

質問ありがとうございます。大学卒業後東南アジアで現地採用で働かれていたということで大変行動力のある方だと思われます。 日本でも最近大学卒業後に海外で働く方も増えてきてはいますがまだまだ数が少ないですね。 現地の生活に順応される能力、 また異なった文化の中で利害関係が絡む状況で働いてきたというのは大変なスキルであります。 今後順調にスキルを身につけていけば様々な就労機会が開かれているのではないでしょうか。

さて今回のご質問者様は、ITインフラエンジニアに キャリアチェンジをされ、 今後のキャリア展望がどうなっていくかということをご質問されていますが、質問の 論点がいくつかありますので以下のように分割して回答させていただければと思います。

<論点>

1.ITインフラエンジニアの海外における需要
2.ITインフラで市場価値が高いスキル
3. ITインフラエンジニアの今後展望
4. ITインフラエンジニアの仕事はなくなっていくのか?
5.   なぜ海外には日本人ITインフラエンジニアが少ないのか?
6. ITエンジニアとして海外で働きやすい分野

今回はまず1についての回答です。3−6は次号で回答します。

1.ITインフラエンジニアの海外における需要

IT 業界以外の方には IT インフラエンジニアとは一体何なのかということを疑問に思われるかもしれませんのでここで簡単でご説明差し上げます。

以前のメルマガでも何回かご説明差し上げたのですが、IT と言うのは簡単に申し上げますと、コンピューターのことです。 しかし現在の世の中においては様々なコンピューターを物理的、デジタルな形でつないでデータをやり取りして使うと言ったことが一般的になっています。 これを可能にするのが「 ITインフラ」です。

インフラとはつまりインフラストラクチャーのことでありますが、一言で言えばしくみの基礎部分のことです。一般の社会だと例えば道路、 下水道、 電話線、 鉄道、 港、など経済活動に必要なものを指します。 さらに経済活動を行うのには 社会的な「しくみ」も重要ですから、例えば 行政、 法律、警察力、 軍隊、 教育、 医療といった社会的なインフラのことも含むことがあります。

ITに関してもこれは同じです。例えば Google やソーシャルメディアが動くのにはその下地となる仕組みが必要なわけです。

IT の場合はインフラと言うと以下のようなものを指すことになります。

・電気
・データセンター等の建物(サーバ、ストレージ、通信回線を入れる建物)
・通信回線(データを送りあう線)
・サーバ (データを入れたり出したりする箱)
・ストレージ(沢山の入れたり出したりする箱)
・テープ (災害や事故に備えてサーバ、ストレージのデータを記録するもの)
・ネットワーク (パソコン、サーバ、ストレージをつなぐ線)
・パソコン (データを出し入れする道具)

この内一般的には、電気以外を担当するのが IT インフラエンジニアの仕事です。電気は電力会社が供給します。

IT インフラエンジニアの仕事は、具体的には、ハードウェアとソフトウェアを使って。これらの「設計」「構築(組み立てる)」「監視」「修理」することです。

ですから、その仕事というのはある意味建築業にとても似ています。 建築業というのも様々な材料を使って建物を建てて、 問題がないように監視をしたり、 もし壊れれば直したりします。ね。

ちなみにITインフラエンジニアの業務は、以下のIT業界の一般的な業務分類の中では「運用」という分野の仕事にあたります。 ただしITインフラのハードウェアソフトウェアを使って動かしますので、開発が必要なものもありますから、仕事が「開発」の人々と若干被ることもあります。
========

このコンテンツの続きは有料です

購入済みの場合はログイン
ページの先頭へ戻る