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長谷川豊インタビュー 自分というメディアをメールマガジンで

あの「テレビ界の超問題児」とも言われる長谷川豊アナがBLOGOSメルマガに登場。
フジテレビの退職後、多くのメディアから一躍注目を浴びた長谷川氏は、今後メルマガを使い「自分というメディア」から情報を発信していくという。詳しく話を聞いた。

―メルマガのタイトルを教えてください。

長谷川豊氏(以下、長谷川):「あのいつもひとこと多い 長谷川アナの公式メールマガジン」というちょっとふざけたタイトルになりました。読者の方にとって若干「イラッとくる」メルマガを書いていこうと思っています(笑)

―メルマガに書く内容を教えてください。

長谷川:3ヶ月くらいかけて、読者の方と色々面白いものを作り上げていくメルマガにしたいと思っています。 スタート段階では、月水金配信の3本柱でいこうかなと。

―具体的な内容は?

長谷川:まず月曜日は「長谷川豊の思うこと」という内容でお送りします。時事ネタを、元メディアの中枢にいた人間としての目線や感じる思いを書いていきます。おそらく近いうちに収束すると思うのでメルマガには書きませんが、例えば橋下大阪市長の従軍慰安婦に関する発言について。もし僕がメルマガで触れるとしたら「メディアの人間としては、あの発言はどんなに批判されようが取り上げざるを得ないものだ、ということをまず皆さんに知っていただきたい」という内容で書きますね。

テレビの現場というのは「毎分視聴率」といいまして、1分おきに動く視聴率の表が毎日送られてきます。そして、プロデューサーたちはそれを見ながらいつも戦々恐々としています。で、橋下さんの従軍慰安婦に関する発言がありました。あの発言はかなり乱暴です。かなり偏ってます。ただ「橋下さんを出しておけば視聴率は確実にとれる」というのは(テレビの現場での)事実です。間違いなく毎分視聴率は上がるんです。だからテレビは橋下さんのあの発言を取り上げるのです。民放ですから。そこは皆様にわかって頂きたいんですね。

例えばネットの人たちの一部が「マスゴミが!」「くだらないことばかり取り上げて!」と批判されてますが、僕達も視聴者が見なければやらないですって!(笑)橋下市長の発言は飛ぶように売れる「商品」なわけですから、棚に並べざるをえないんです。橋下市長はゴールデンタイムで視聴率を取っていた人間です。彼は「視聴率が取れる」とすべてわかって、計算した上であのような発言をされているわけですね。そういった「テレビ現場の裏側」を、メルマガを通して皆さんに知って頂こうと思っています。

長谷川豊さん

―いきなり濃いですね。水曜日はどうですか?

長谷川:水曜日は、「長谷川アナのおしゃべり講座」というテーマでメルマガを配信します。フジテレビをやめた後、実は話し方講座のお仕事依頼がとても多かったんです。社会人の方は、色々な現場でプレゼンテーションをする機会がとても多いのに、「ちゃんとしたプレゼンの教科書がない」ということをよく言われました。ですので、私の得意分野でもある「プレゼンテーション」についてお伝えしようと思います。ゆくゆくは動画なども交えていく予定です。

世間にあふれている「プレゼンテーションのコツ」、あまりにも「ウソ」が多すぎます。氾濫し過ぎています。具体的には水曜日メルマガの第1号に、世間に氾濫している「プレゼンテーションの間違った知識」を書いています。おそらくですが、氾濫しているプレゼン本の作家さんよりも私の方がプレゼンの正確な知識も経験もあります(笑)

ちなみに内容としてはまったく面白くないです(笑)プレゼンのトレーニングというのは実はものすごく地味なんです。地味なトレーニングをずっと続けるのです。まったく面白くないんですが、それを正確に書いていかないといけないな、と。「プレゼンがうまくなる魔法のコトバが…」みたいなものはウソなんですよ。それをきっちり皆様にお届けしていきたいと思っています。

―サラリーマンだけじゃなくアナウンサー志望の学生さんにも読んでいただきたいですね。そしてもう一つは?

長谷川:金曜日に「週刊!ハセスポ!」というタイトルで配信します(笑)息抜きといいますか、ゴシップネタや芸能ネタを長谷川がお送りしたいと思います。

長谷川豊さん

―芸能ゴシップネタが出たらそれについて…

長谷川:やっぱり書きますね!14年間そういう現場で仕事してきましたからね。イメージとしてはほぼ東スポに近いレベルです。ちなみに私のもっとも好きな日本のメディアが東スポなんです。東スポの一言一言のワードを選ぶセンスは、僕らアナウンサーをも凌駕していると思っています。一面の見出しに「宇宙人は、いた!」ですからね!私120円払っちゃいますもん!あの一面のセンスの良さは信じられないですね(笑)

―「メルマガを配信しませんか?」と言われてどう思われました?やる気になりました?

長谷川:まず「いったいこれはなんだ?」と(笑)そもそも私、メールマガジン自体を知らなかったのです。TwitterもFacebookもうまく使えない。ブログもスタッフに言われるまま書いてるだけ。そんな中堀江貴文さんのメルマガを見て月額840円。「高い!なんだこれは!」と感じましたね。

ただ、ブログを書いていくうちにコメント欄などで「いくらなんでも無料はもったいない!」というお声を多く頂きました。そこで今回「有料メルマガにチャレンジしてみよう」という気になったのです。

ブログを書いてきて思ったのですが、これからの時代は「自分というメディアが存在できる」時代になってきているのだと思います。そして、これからの時代を動かしていくであろう、LINE株式会社のメルマガとコラボレーションできるのはチャンスであるな、と。

ずっとテレビの現場で働いていたので、ブログやメルマガは私にとって「わからな過ぎるメディア」なのですが、それをわからないまま、常識にとらわれないままにやっていこうかなと思っています。

―長谷川さんのメルマガ読者になろうと思ってる方にメッセージをお願いします。

長谷川:私はメルマガと言うものは「メールであり、マガジン」であるべきだと想像しています。知識がないので、名前のまんま感じているんですね。そうであるならば、友人に対して送るメールであり、読み物としても面白いものでなければいけないと思っています。ただの長い読み物であってもいけないし、内容がないものではいけない。僕と言う人間を正直に全部出して、購読者数が減ったとしても、「好きな人」と「嫌いな人」にはっきりと分かれるような、そんなメルマガを書いてゆきたいと思っています。

あのいつもひとこと多い 長谷川豊アナの公式メールマガジン

月・水・金の週3回を予定

  • フリー版:0円
フリーアナウンサーの長谷川豊です! メールマガジンはまだまだ初心者ですが、皆様と一緒に、素晴らしいコンテンツを作っていければ、と思っています! メディアの内部にいた人間でなければ語れない視点、アナウンスの専門的勉強をしてきた人間でなければ伝えられない話し方講座、週刊ゴシップ記事、など、お楽しみいただける内容をお届けしていきたいと思っています。 もちろん、皆様からの質問も受け付けます!答えられる範囲の質問にしてくださいね(笑)。
長谷川豊

著者:長谷川豊

フジテレビ出身のフリーアナウンサー 14年間にわたり朝の情報番組「情報プレゼンターとくダネ!」で、現場取材やニュースのリポートを担当。取材現場数は1700を超え、伝えたニュースは2500以上。同番組が2012年まで続けた連続視聴率1位の中心人物の一人。ニュースプレゼンテーションのプロフェッショナル。 趣味と公言する競馬ではG1レースの実況も担当。 また、ニューヨーク赴任当時につづったブログは大人気となり、退社後に始めたその続編のブログは19日間で2400万PVと言う日本記録を樹立。 現在はアナウンサーだけではなく、講演・執筆など、多方面で活躍中。

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